関西学生アメリカンフットボールリーグ、神戸大-関学が10月19日に王子スタジアムで行われた。これまでリーグ戦3戦全勝で昨年の王者関学を前に、神戸大は攻守共に精彩を欠き、7-44で敗れた。【10月21日 神戸大NEWS NET=UNN】
「完敗」。この言葉がすべてを物語る。「ディフェンスがなかなか集まらなかった。粘りが足りない」主将のDL春山(法・4年)が語るように、これまで好調を維持してきたディフェンス陣も関学の多彩な攻撃に圧倒された。サイドに振られ、相手へのマークが薄くなったところにフリーでパスをキャッチされる場面が目立った。前半を0-24で折り返した後も関学攻撃陣の波。第4Qには一瞬の隙を突かれて29ヤードの独走TDを許した。
「自分たちの攻撃ができなかった」と肩を落とす安井ヘッドコーチ。攻撃もリズムを作る前にミスが重なり関学の壁を破れず。唯一の見せ場は試合終了間際のQB大原(経済・4年)からWR大園(発達・3年)へのTDパスのみ。立命戦に続き大差での敗戦で3連敗となった。
これで通算成績は1勝3敗。このまま負け続ければ2部降格の危機もある。格上相手が続いたとはいえ攻撃陣の不振が目立つ。その要であるWR大園は「オフェンス全員が力を出すべき。次こそはやるという切り替えが大事。残りすべて勝ちにいく」と次の同志社戦を見据えている。
●関西学生アメフットリーグ第4戦(10月19日・王子スタジアム)
神戸大 0 0 0 7=7
関 学 14 10 0 20=44
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