関西学生男子バスケットボールリーグ第11戦、神戸大-同志社が10月19日、五月山体育館で行われた。神戸大は第3Q終了時点で同志社相手に11点リードを奪ったのものの、試合終了間際に逆転され74-75と惜敗した。最終成績を4勝7敗、リーグ最終順位を10位とし、来期の2部降格が決定した。【10月22日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大の2点リードで迎えた第4Q残り13秒、同志社の3点シュートがリングに吸い込まれた。まさかの逆転ゴール。またも神戸大は第4Qの逆転に泣いた。
第4Q開始直後にC蔵田(経済・4年)が負傷交代。神戸大の攻撃の精度が落ち始めた。じわじわと同志社に点差を詰められ、第4Q9分には72-72の同点に。その後2本のフリースローを決め神戸大が再びリードするも、残り13秒で逆転された。神戸大はリーグ最終戦を1点差で惜しくも落とし、インカレ出場の望みは断たれた。
インカレ出場への僅かな望みを胸に挑んだ試合。第1Q、第2Qは、C西田(国文・4年)のディフェンスリバウンドからの攻撃が光った。幾度もチャンスを作り出し得点を重ねる。第3Qでは、G堀江(理・4年)が積極的に攻め放ったシュートが次々と決まった。第3Qを終え、神戸大が11点リード。完全に神戸大へと流れは傾いていた。だが、第4Qに悲劇は待っていた。リーグ戦後半から見られた第4Qからの逆転負けという課題を克服することはできなかった。
「インカレに出られなくて、本当に悔しい」。SF北川主将(工・4年)はリーグ戦の結果を悔いながらも「このメンバーでやれたのは大きかった」と4年間を満足げな様子で振り返った。司令塔としてチームを引っ張ってきた堀江も「みんなで最後までやれた。4年間に悔いはない」と自分たちのバスケットボールへの誇りを熱く話した。自他共に認める神戸大史上最強のチームを構成した4年生たちがコートを後にした。
●関西学生男子バスケットボールリーグ第11戦(10月19日・五月山体育館)
神戸大 74 21-20 75 同志社
16-17
29-17
8-21
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。