2008年度関西学生男子ラクロスリーグ、神戸大-佛教大が10月19日、神戸大国際文化学部グラウンドで行われた。神戸大は、試合前半では得点したが終盤で佛教大に失点を許し4-11で敗北。次節は10月26日の京大戦だ。【10月21日 神戸大NEWS NET=UNN】
「完敗してしまった。申し訳ないという感じ」。試合を終え、AT田中陽主将(経済・4年)が言葉を絞り出した。
第1Q開始直後、神戸大は佛教大に先制点を許した。その後懸命に神戸大はスティックにボールを掴むものの、パスミスなどでボールをこぼす場面が目立った。佛教大のディフェンスをなかなか破ることができず、開始6分で3点目を決められてしまった神戸大。第1Qで1点獲得することはできたが、1-5で第1Qが終了した。
4点リードされて迎えた第2Q。開始6分で2点目を獲得した後は決まらないショットが続き、焦りが見え始めた。しかし残り時間5分を切ると、2点連続でゴールを決めた神戸大。点差を縮めることができ喜びを体現する選手たち。それもつかの間、第2Q終了間際で佛教大にゴールされた。悔やむ神戸大選手らに響く試合前半終了の合図。
神戸大は第3Q終盤で積極的にゴールを狙うも、序盤で決められた佛教大7点目のゴールに点差を縮めることができなかった。第4Qも得点することができず試合は4-11で終了。グラウンドにしゃがみこむ選手らの背中が悔しさを物語っていた。
「集中力がなかった」と敗因を話す主将。パスミスや決まらないゴール。今回の試合でよく見られた光景だった。しかし、前節の関学戦では昨季王者相手に引き分けて力をみせつけた。「(関学戦と)今回の試合との差は気持ちの問題」。精神面の重大さを主将は話した。次節は10月26日に京大戦が舞洲運動場で行われる。「残りの試合で大きくなっていきたい」。主将は次節へ目を据えた。
●2008年度関西学生男子ラクロスリーグ(10月19日・神戸大国際文化学部グラウンド)
神戸大 1 3 0 0=4
佛教大 5 1 2 3=11
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。