関西学生アイスホッケー2部リーグ、神戸大-甲南大が10月23日に尼崎スポーツの森で行われた。リーグ2位と首位の戦い。勝つとリーグ優勝がほぼ確実、負けると甲南大に優勝を許す事実上の天王山で、神戸大は2-3で敗れた。残り1試合を残すが、勝ち点で神戸大は1部・2部入れ替え戦出場2チームの枠を争うプレーオフの進出を既に決めている。【10月24日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大は全勝でリーグを突き進む甲南大の勢いを止めることができなかった。
自陣でパックを相手から奪取し素早く攻撃に転じるカウンターを武器とする神戸大にとって、ゲームを有利に展開するうえで、是が非でも先制点を許したくなかったが第1ピリオド11分。パックを支配する相手にDF田村がたまらず反則行為。2分間の退場を審判から言い渡された直後に先制を許してしまう。第2ピリオドで同点に追いつくも、最終ピリオド残り3分で相手に勝ち越された。「勝てない相手じゃなかった」と主将のDF佐竹。「試合の入り方が悪かった」(佐竹)。ゲームプランの崩壊に悔しさをあらわにした。
リーグ優勝を自らの前で許してしまったが、これで終わりではない。2部リーグ上位4チームが入れ替え戦出場2チームの枠をかけて争うプレーオフは11月から始まる。昨季2部転落の屈辱を味わった神戸大にとって、1部昇格は何としてでも成し遂げたい目標だ。
まずは全勝が求められる厳しい戦いを制して初めて1部への扉の「鍵」を手にする。対戦相手の中には勢いづく甲南大も。「相手を研究して、全て勝つ」。佐竹主将は言いきった。
●神戸大のこれまでの戦績(10月23日現在) ▽第1戦(10月3日・尼崎スポーツの森) 神戸大 0 0-1 4 近大 0-2 0-1 ▽第2戦(10月8日・浪速スポーツセンター) 神戸大 5 1-0 0 摂南大 1-0 3-0 ▽第3戦(10月11日・尼崎スポーツの森) 神戸大 4 2-0 1 阪大 1-1 1-0 ▽第4戦(10月14日・尼崎スポーツの森) 神戸大 2 2-1 1 大市大 0-0 0-0 ▽第5戦(10月17日・浪速スポーツセンター) 神戸大 3 0-0 0 大工大 1-0 2-0
●関西学生アイスホッケーリーグ第6戦(10月23日・尼崎スポーツの森)
神戸大 2 0-1 3 甲南大
1-1
1-1
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。