2008年度関西学生男子ラクロスリーグ、神戸大－京大が10月26日、舞洲運動広場で行われた。リーグ最下位の神戸大は、京大に5－18の惨敗を喫し、1部残留が厳しくなった。【10月29日　神戸大NEWS NET＝ＵＮＮ】

　1991年から5年連続で全日本選手権出場、2002年には前人未到の関西学生男子リーグ5連覇。今まで打ち立ててきた金字塔が、色あせようとしている。

　第1Ｑ。1度は同点に追いつくも、すぐさま突き放される。後半には2度の6連続失点を喫し、試合の行方は早々に決した。

　「全然リズムに乗れなかった」とＡＴ田中陽主将（経済・4年）。数々の名勝負を演じてきた「神京戦」でさえも、意地を見せられなかった。次の京産大戦で引き分け以下なら4年ぶり2度目の2部降格決定。勝利しても、7位の近大が敗北しないと入れ替え戦には進めない。

　「悔いの残らないように」と田中陽主将はリーグ最終戦へ意気込んだ。かつての名門が、崖っぷちに立たされている。

●2008年度関西学生男子ラクロスリーグ（10月26日・舞洲運動広場）
神戸大　1　1　0　3＝5
京　大　3　2　7　6＝18