2008年度関西フットサルリーグ第7節、神戸大フォルサ(7位)-AFC神戸(5位)が11月1日、原池公園体育館(大阪府堺市)で行われた。後半に2点を先取されたフォルサは、3ゴールを奪い返し逆転勝利した。これにより、フォルサは勝ち点を10とし順位を3位に上げた。【11月2日 神戸大NEWS NET=UNN】
歓喜の雄たけびが、アリーナを震わせた。フォルサにとっては大きな2点差、ひっくり返しての3位浮上。中断期間明けの第7節で、見事な仕切り直しを見せた。
後半の3分間で2失点。堅守速攻、ロースコアゲームを身上とするフォルサにとって、2点差は痛い。「2失点してしまうのはうちの戦い方じゃない」(北垣監督、保健・4年)。だが、今日のフォルサは勝負強かった。
後半11分に相手選手が2回目の警告を受け退場。数的有利となったフォルサはすぐさま1点を返す。15分にはA卯田(発達・3年)が相手パスを身を挺してブロック、こぼれ球をA東中主将(発達・3年)が蹴り込み同点に。相手に息つく間も与えず17分。東中のスルーパスにP吉田(国文・4年)が反応、落ち着いてゴール右隅に流し込み逆転に成功した。
「(9月に行われた)カレッジフットサルで落ちるとこまで落ちて、守備を見直そうということになった。ここ1、2週間は調子が上がってきてた」(吉田)。10月28日にはデウソン神戸サテライトと対戦し勝利していた。フォルサ自慢の「堅守速攻」は復活しつつある。
第7節終了時現在、最下位から3位までが勝ち点3差にひしめく今年度のリーグ。今節では勝利したものの、少しでもスキを見せれば降格がチラついてくる。「勝てない相手じゃない。上位だけど、食ってみせます」。次節JOYとの対戦を前に、東中主将は不敵な笑みを見せた。
●2008年度関西フットサルリーグ第7節(11月1日・原池公園体育館)
神戸大フォルサ 3 0-0 2 AFC神戸
3-2
【神戸大フォルサ】田代(後半12分)、東中(後半15分)、吉田(後半17分)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。