2年連続シード獲得へ びわ湖駅伝、15日号砲

第70回関西学生対抗駅伝競争大会兼西日本大学招待(びわ湖大学駅伝)が11月15日、滋賀県西浅井町役場前から大津市膳所城跡公園までの8区間、83.4キロで行われる。前回関西12位(総合16位)に入り2年振りのシード権を獲得した神戸大は、1、2年生の成長に加え、昨年の湖国路を経験した上級生も健在。2年続けてのシード権獲得を目指す。【11月12日 神戸大NEWS NET=UNN】

 「シード権を獲得すること」と目標を話したのは駅伝主将の種本純(海事・3年)。今大会からシード権が与えられるのは関西の上位10チームのみ。昨年と同じ順位ではシード権は獲得出来ない。「練習は去年より出来ている。でもそんなに伸びていない」と本番に向けて不安を見せる種本。駅伝シーズンに入っても、調子を上げてきたメンバーが少ないことが不安要素の一つだ。3000メートル障害で全日本インカレにも出場したエース天野(発達・5年)も自ら「ベストではない」と話す。さらに3年連続でびわ湖を走っている村岡(工・M2)が不調のために欠場する見通し。メンバー交代が許されない状況で湖国路に乗り込むことになった。

 明るい材料もある。1500メートル3分55秒のスピードを持つ山西(工)をはじめ、三輪(発達)、岡(医)といった昨年のレースを経験した2年生が今季安定している。さらに芝野、石飛といった発達科学部の1年生コンビもメンバー入りした。5000メートル15分26秒の記録を持つ石飛の専門は競歩だが、駅伝シーズンには長距離陣の一翼を担う。今回、村岡の不調により出場メンバーとして起用される予定だ。昨年の駅伝主将、石渕(経済・4年)は故障から復帰。前回ケガで走れなかった分、今年にかける思いは強い。

 昨年に比べ3チーム減少し、より狭き門となったシード権争い。5000メートル14分台の選手を4人揃える京大や予選会をトップで通過した阪大といった国立大勢に加え、予選を勝ち上がって来たチームも実力は拮抗している。最長区間の7区を任される山西は「チームにプラスとなる走りをしたい」。チームが一丸となれば2年連続のシード権、そして過去最高順位(9位)の更新も夢ではない。

 びわ湖大学駅伝の号砲は11月15日、午前8時。レースの速報は携帯版HP(http://blog.goo.ne.jp/newsnet/)にて。

●第70回関西学生対抗駅伝競争大会兼西日本大学招待・出場登録選手
種本 純(海事・3年)銀河学院(広島) 
村岡 悟(工・M2) 茨木(大阪) 
河合雅臣(発達・5年)岡山朝日(岡山)
境 芳樹(工・5年) 西大和学園(奈良)
天野達郎(発達・5年)伊那北(長野)
石渕洋輔(経済・4年)香川中央(香川)
福本俊明(理・4年) 柳井(山口)
岡 伸樹(医・2年) 兵庫(兵庫)
巌 和隆(工・2年) 三国丘(大阪)
山西大貴(工・2年) 兵庫(兵庫)
三輪樹生(発達・2年)藤枝東(静岡)
芝野 哲(発達・1年)奈良学園(奈良)
石飛雅基(発達・1年)長田(兵庫)

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