悔しさ残る4位 タッチフット東西王座

女子タッチフットボール第17回東西大学王座決定戦の3位決定戦、神戸大―成城大が11月23日、王子スタジアムで行われた。1回戦の日大戦に敗れて3位決定戦に臨んだ神戸大。試合開始直後、成城大にTDランを決められる。その後もインターセプトやキャッチミスなど自らのミスで流れを作ることができず、14―20で敗北。4位で大会を終えた。【11月24日 神戸大NEWS NET=UNN】
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 試合終了とともに選手の目には涙が浮かんでいた。

 リ ードされて臨んだ後半も追加点を奪われる。しかし、粘りを見せる神戸大は第4Q終盤にQB佐野(発達・3年)からWR野村(発達・2年)へのTDパスが決まり1TD差に迫る。残り1分、攻撃権を得た神戸大は、パスや相手のファウルで徐々に前進。逆転を狙い何度もロングパスを試みるが、あと少しの所でつながらない。そして、攻撃権を失うと無情にも時計の針は進み試合終了。14―20で成城大に敗れた。

 「2試合目はモチベーションも低く、入り方が難しかった。ディフェンスはあんなもん。オフェンスが点とらないと」。今岡コーチが話すように試合の入りから選手たちの動きは硬く、1試合目と同じように先に点を許した。

 また、4回生にとって最後となったこの試合。C磯谷(発達・4年)も「自分たちのやりたかったことを結果として出せなかったことが悔しい」とやりきれない様子だった。

 この大会で関西勢が4位に終わるのは初めて。QB佐野(発達・3年)は「今回の感覚、光景を忘れずに投げたい。来年またここに来て、納得できるようにしたいと」と来年へのリベンジを誓った。(記者=松本尚也)

●東西大学大座決定戦(11月23日・王子スタジアム)
▽第3試合(3位決定戦)
神戸大(関西2位) 0 6 0 8=14
成城大(関東2位) 7 7 0 6=20

《日大に1点差で惜敗 東西王座1回戦》

 東西大学王座決定戦1回戦では、神戸大は日大と対戦した。昨年準優勝の神戸大は優勝を目指し試合に臨んだが、攻守ともに苦しめられ追い上げも一歩及ばず、日本大に26-27で惜敗した。


 力の差を見せつけられた。神戸大は第1Qに日大に先制点を奪われた後、QB佐野(発達・3年)のパスが2本インターセプトされ、流れを崩した。日大はパスを中心とした早い攻撃で得点を重ね、硬い守備で神戸大の攻撃を抑え込んだ。「相手のディフェンスに潰された」とQB佐野は険しい表情。1本のTDは返したものの、反撃にまでは至らず、前半を7-20で折り返した。

 流れが変わったのは後半。第3Q序盤から積極的な攻めに転じ、1本のTDは許したものの2本のTDを奪い、追い上げを見せ始めた。さらに第4QにQB佐野からC磯谷(発達・4年)へ15ヤードTDパスが決まり、TFPは逃したが26-27と1点差まで詰め寄った。そして最後の攻撃シリーズ。QB佐野の連続ランでゴールラインまで残り8ヤードとTD目前まで迫った。しかし第4ダウンの攻撃でQB佐野のランは止められ、第1ダウン獲得にもあと1ヤード及ばず攻守交代。1点差を返すことができないまま試合は終了した。

 試合後、「チャンスはあったのだが、ものにすることができなかった」とC磯谷は肩を落とした。

●東西大学大座決定戦(11月23日・王子スタジアム)
▽第1試合(1回戦)
神戸大(関西2位) 13 7 7 0=27
日 大(関東1位)  0 7 13 6=26



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