大学王者相手に分ける 関西学生サッカー

2008年度関西学生サッカー後期リーグ2部Aブロック第3節、神戸大-大体大が11月29日、大体大人工芝サッカー場で行われた。今夏の総理大臣杯覇者、大体大相手に前半1点をリードされた神戸大は後半2得点を挙げるも終了間際に失点し2-2で引き分けた。これにより、神戸大はリーグ9位で今季を終えた。12月14日には2部残留をかけて3部代表校と対戦する。【11月29日 神戸大NEWS NET=UNN】

 今期ブロック優勝を決めている大学王者・大体大に試合を支配され何度となくピンチを迎えた前半。それでも神戸大はGK堀川(文・4年)の好セーブの連発により1失点で切り抜ける。試合後堀川は「順位が決定している中で試合にどのような意味を持たせるのかが難しかった」と振り返ったが、幾度となく訪れたピンチからゴールを必死に守ることでチームを鼓舞した。
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 大体大リードの0-1から始まった後半も、堀川の堅守がチームを救う。そして25分、神戸大は細かいパスをつなぎ同点ゴール。このゴールで試合の流れは変わる。神戸大は両サイドを使いクロスを効果的にあげ、35分ついにFW仙波(海事・4年) のヘディングがゴールネットを揺らし2-1。この試合初めて神戸大がリードを奪う。
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 だが、このまま試合終了かと思われた後半ロスタイム。神戸大にとって大金星が目前となった時間帯、相手にゴール前でミドルシュートを決められ同点に。ブロック・大学王者大体大からの勝利は夢と消えた。DF湯浅主将(発達・4年)が「集中力が途切れてしまった。勝てなかったことは正直すごく残念だが、ぎりぎりの引き分けは次へのモチベーションを上げることにつながったと思う」と振り返る。堀川も「90分間集中することがチームのテーマ。入れ替え戦では絶対勝って2部残留」と語ったように次の入れ替え戦、2部残留という目標に向かって、強豪校との引き分けをどのように活かすか。神戸大イレブンの表情に緩みはなかった。

●2008年度関西学生サッカー後期リーグ2部Aブロック第3節(11月29日・大体大人工芝サッカー場)
神戸大 2 0-1 2 大体大
       2-1
【神戸大】平岡、仙波

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