兵庫県大学フットサルリーグ2008第3節、神戸大ゲレイラ-神戸大レグルスが12月6日、海事科学部体育館で行われた。ゲレイラは大量5失点を喫し、格下のレグルスに0-5で敗れた。これにより、ゲレイラの勝ち点は4のまま。【12月6日 神戸大NEWS NET=UNN】
B岡崎主将(経済・2年)が力なく振り返る。「負ける相手じゃないと思っていたのに」。
前半9分に2失点を喫すると、後半も相手に押されっぱなしだった。攻めあぐね、パスミスから一気にカウンターを食らい3失点。ほとんどが完全に「崩されて」の失点だった。
ボールポゼッションや攻撃回数はほぼ互角。それでも格下相手に5点という差が開いたのには、3つの理由があっただろう。
1つ目は攻撃スタイルの違い。ショートパスを中心とした遅攻を取るゲレイラは、美しいフットサルを見せるものの、少しでもパスがズレれば一気にカウンターを食らう。だから、ロングパスを中心とした速攻をとるレグルスのカウンターの餌食になった。守備ブロックが安定していればカウンターは防げるが、今日は「メンバーがあんまり集まらなくて」(岡崎)。主力が就職活動などで抜けてしまい、急造ディフェンスを余儀なくされた。
2つ目はフィジカルの差。年齢層が若く、小柄な選手が多いゲレイラは、大柄な選手が多いレグルスに手を焼いていた。特に1対1の局面では、体をぶつけられると対抗できないシーンが多く目についた。
3つ目にして最大の理由は、この試合にかける気持ちの違い。「試合前のアップの段階から気持ちが入ってなかった」と主将は悔しげに語る。「僕らを食ってやろう、という相手の勢いにやられた」。自陣ゴール前での怠慢なプレーから、決定機を作られることも多かった。
次戦、最終節ではフォルサと対戦する。それまでにどこまでチームを立て直せるか。
●兵庫県大学フットサルリーグ2008第3節(12月6日・海事科学部体育館)
神戸大ゲレイラ 0 0-2 5 神戸大レグルス
0-3
【神戸大ゲレイラ】
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