被災地の「今」 救援隊、街歩き

学生震災救援隊による企画「被災地・長田のまちを歩く~大震災から14年、まちづくりの軌跡~」が12月7日に行われた。10人程度の参加者は、講師として招かれたアマチュアカメラマンの和田幹司さんの話を聞きながら、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市長田区を3時間半かけて歩いた。【12月8日 神戸大NEWS NET=UNN】

 長田区は震災の被害が最も大きかった地域のひとつ。その長田がどのように復興し、現在はどのような街になっているのかを、実際に歩いて、見て、話を聞くことによって知るのがこの企画の目的だ。

 歩いたのはJR兵庫駅からJR鷹取駅付近の教会まで。開発が進みマンションや店舗が立ち並ぶ「アスタ」地区や、街づくり50年以上の歴史を持ち昔ながらの木造家屋が見られる真野地区など、さまざまな街の風景が混在していた。

 また、講師である和田さんが、震災で倒壊した建物があった場所などで立ち止まり、当時撮影した写真や体験談、さらに長田の歴史的エピソードも披露。参加者の長田に対する理解をより一層深めた。

 町歩きは今回で2回目。企画の中心となった救援隊の西山奈央子さん(経済・2年)は「今回は鷹取まで行ったが、震災で変わった所も変わらなかった所もあり、自分たちが知らない神戸が見れて良かった。街歩きをきっかけにして『もっと(神戸の街を)知りたい』につながってくれれば」と話した。

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