クラシックギター部が12月6日、神戸市産業振興センターで第34回定期演奏会を行った。3つのステージに分かれた演奏会で、クラシック曲やヒーリングミュージックなどの様々な曲に観客は耳を傾けた。【12月10日 神戸大NEWS NET=UNN】
第1ステージは1年生による「戦場のメリークリスマス」などの2曲の合奏から始まった。ほとんどの1年生が初めてとなるステージ上での演奏に、1年生の指導をしていた宮崎俊さん(発達・2年)は「こんなにうまく演奏するとは。びっくりした」と驚きを見せた。演奏は四重奏、二重奏と様相を変え、計7曲が披露された。 ?
続く第2ステージでも、様々な人数の重奏や、独奏が演奏された。通常使用されるギターに、大きさや音が違う種類のギターを織り交ぜた演奏や、ギターを叩く手法などが見られた。?
最終ステージは部員全員による大合奏が披露された。バレエ音楽「くるみ割り人形」より「花のワルツ」や、「セビーリャ」など3曲が演奏された。大合奏の学生指揮を務めたのは白井伸宙さん(理・3年)。「いつもより緊張感があって、楽しそうな部員の姿を指揮台の上から見る事が出来た。指揮者という役目がついに終わろうとしており、また、この役目の中で一番楽しい瞬間を感じられた」と指揮者としての感動を話した。?
3年生はこの演奏会で引退となる。「思い出に残る合奏をくれた部員たちに感謝したい」(白井さん)。部長の辻井さん(文・3年)は、「とにかく楽しんで演奏できたと思う。やりきったという感覚はあるが、反省すべき点もたくさんあるので、そこを見直して次の代に活かしてもらいたい」と後輩へ期待を託した。
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