神戸大混声合唱団アポロンの第46回定期演奏会が12月7日、神戸文化ホール大ホールで行われた。開演前、会場の外には長蛇の列。総勢100人を超える団員の圧倒的な歌声は、会場を埋めつくした観客を魅了した。【12月10日 神戸大NEWS NET=UNN】
第1ステージでは混声合唱曲集「そのひとがうたうとき」が演奏された。緊張した面持ちだった団員らも演奏が始まると笑顔を見せ、「私たちの星」など3曲を演奏。第2ステージでは客演指揮として森啓一先生(兵庫県合唱連盟会長)が招かれ「コダーイ作品集」が演奏された。?
第3ステージは「クレーの絵本 第2集」。この組曲は作曲家・三善晃、詩人・谷川俊太郎、画家・パウル=クレー、この3人が結びつき完成した作品。この結びつきから今回の演奏会のテーマ~人と人とをむすぶうた~が生まれた。「アポロン1人1人の結びつき。そして観客のみなさんとの結びつきを大切にした」と部長の清水伸雄さん(海事・4年)。組曲の最後「死と炎」を歌い終わると、会場一体となって盛大な拍手が団員らに送られた。?
演奏後、第3ステージの指揮を担当した阿部義樹さん(理・4年)は「今日は練習以上のものがだせた。100点以上のでき。アポロン最高」と笑顔。 今回で卒業となる4年生。団員に胴上げされた清水さんは「アポロンとは成長する、合唱する、仲間と出会える、様々なきっかけを与えてくれた場所。今日の演奏会は最高だった」と振り返っていた。
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