ブルーグラスの定期演奏会が12月13日、三宮のシアターポシェットで行われた。この冬定演は、4年生にとって今までの集大成となる最後の演奏会。お洒落なライブハウスにOB、OGや一般客がつめかけ、様々なバンドの演奏に聞き入った。【12月15日 神戸大NEWS NET=UNN】?
アメリカのカントリーミュージックを基に発展したブルーグラスは、ギター、バンジョー、マンドリン、フィドル(バイオリン)、ベースの5つの楽器が使われ、1バンド5人で構成される。アップテンポで独特なハーモニーの曲が多く、特に速弾きは部員の腕の見せどころとなった。?
今年は28バンドが演奏したが、新入生が20名以上入部したこともあり、午前中は若々しい演奏が観客の耳を楽しませた。午後からはフェアウェルと題し引退する4年生を含んだ団体の演奏が行われ、4年生全員での「フェアウェルJAM」が最後を締めくくった。フェアウェルの曲間には4年生へプレゼントやメッセージが贈られ、今年で引退を迎える小野健児さん(工・4年)は「演奏は緊張するところもあったが、(後輩からの)プレゼントでほぐれた」と、最後の演奏会を存分に楽しんでいた。?
この定演で、3年生から2年生へと役職が引き継がれる。1年間部長を務めた大山直希さん(国文・3年)は、「演奏はとにかく楽しかった。部長としてもいろんな人に助けてもらい、感謝の1年。これからもたくさんの人にブルーグラスを聞いてほしい」と笑顔をみせた。?
小野さんも、「やる気を失った時もあったが、演奏が終わったときやってて良かったと思えた。これからもできる限り後輩を教えていきたい」と、4年間を振り返りつつもOBとしてサークルを支える熱意を語った。
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