阪神・淡路大震災から14年。午前5時46分、元35代応援団長の故・高見秀樹さん(当時経済・3年)の遺族が盛華園アパート跡地のともだ公園で黙とうを捧げた。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
静かな公園に子供らのはしゃいだ声が響く。「こうして初めて孫が(ともだ公園に)一緒に来たっていうのは息子への何よりの供養」と父親の俊雄さん。遺族ら全員がここに集合できたのは今年が初めてだ。「やっぱり仲間は大事。今の時代、仲間意識が薄くなっている。出会いと仲間を大切にしてほしい」(俊雄さん)。
当時、応援団で渉内長を務めていた篠崎秀樹さんは「同級生はみんな結婚して子供もできているから、彼はどんな父親になっていたのだろう、と思うことがある」と微笑んだ。「夢半ばで死んでいってしまった人がいることを忘れないで。夢、命を大切にして、と伝えたい」。
《記事中で篠崎秀樹さんが「渉外長」となっておりましたが、正しくは「渉内長」でした。お詫びして訂正いたします》(1月18日午前9時25分・ニュースネット編集部)
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