サッカー部の4年生引退試合、神戸大-甲南大が1月25日、六甲台グラウンドで行われた。試合は2-2の引き分けだったが、4年生の引退を祝す笑顔に満ちた試合だった。【1月25日 神戸大NEWS NET=UNN】
勝ち負けなんて関係ない。「引退する4年生をみんなで送り出してあげたい」という気持ちただ一つ。雪もちらつく寒空の下、六甲台グラウンドは笑顔であふれた。
試合には4年生メンバーが出場した。エースFW仙波(海事)がDFの位置についたり、GK堀川(文)がフィールドプレーヤーとしてプレーしたり。後半には4年生マネージャーらが出たり、甲南大と選手をトレードしたり。和気あいあいとした雰囲気でゲームは進み、後半に神戸大が2点差を追いついてのドローで終わった。
この試合で引退するDF湯浅主将(発達)は、12月中旬のリーグ入れ替え戦から練習に一切参加していなかった。「全然動けませんでしたね」と苦笑する湯浅。来年から東京の企業で働き、本格的なサッカーはもうやらないという。そんな主将に、「あなたにとってサッカーとは?」と聞いた。「自分の全てを今まで形作ってくれたもの」。照れながら答えて、グラウンドを後にした。
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