サッカー練習試合、神戸大－阪大外国語学部が2月7日、六甲台グラウンドで行われた。終始主導権を握った神戸大は、試合終盤にFW露本（経営・3年）の2ゴールで2－0で勝利した。先日4年生が引退した神戸大は、新チームとして初めての対外試合を白星で飾った。【2月8日　神戸大NEWS NET＝ＵＮＮ】?

　新チームとしての初陣は、課題以上に手ごたえが大きかったようだ。格下相手にシュートの嵐を浴びせ、試合終盤の2点で勝利を決めた。「初めての試合としては満足できる」とMF前場新主将（発達・3年）は試合を振り返った。?

　前半だけで5度以上の決定機を作った。MF吉井（発達・3年）の正確なクロスとFW大道（工・3年）の華麗なパスで相手DF陣をかく乱。「理想とするパスの攻めができた」と北口監督も絶賛していた。

　「ただ、最後のところが」と監督と主将は口を揃える。何度も決定機を作りながら、奪ったゴールは2点のみ。「個々が意識を高く持ってシュートしないと」と前場は反省を忘れない。?

　一昨年から「細かくつなぐパスサッカー」を追い求めてきた神戸大。だが近年、その結果が表れたとは言い難く、2部リーグ下位に甘んじていた。「今年も一貫して目指すのはパスサッカー」（北口監督）。華麗なパスサッカーでリーグを席巻できるか。新チームのシーズンが幕を開けた。

●サッカー練習試合（2月7日・六甲台グラウンド）
神戸大　2　0－0　0　阪大外国語学部
　　　　　2－0
※30分×2本
【神戸大】露本（後半28、30分）