敗戦で課題浮き彫りに サッカー練習試合

サッカー練習試合、神戸大-立命が2月15日、立命原谷グラウンドで行われた。神戸大は、格上の立命に試合開始直後から終始ペースを握られ4失点。実力の差を見せつけられ、1-4で敗れた。【2月16日 神戸大NEWS NET=UNN】?

 前日、神国大との練習試合で0-6の大敗を喫していた神戸大はその反省から、まずは守備から試合を作ることを目標に強豪・立命に挑んだ。しかし、やはり実力の差は大きい。試合開始直後から相手にボールを支配され、ゴール前に迫られるシーンが目立つ。神戸大が課題としていた球ぎわの強さや相手選手に対する寄せの速さ、またヘディングの強さやスピード、クロスの精度などすべての点において立命に圧倒された。結局神戸大は、3本の試合を通して合計4失点。また守備面でも堅実さを見せた立命に対し、なかなか前線までボールがつながらず得点は2本目開始直後のFW大道(工・3年)のゴールのみに終わった。?

 だが、北口監督は状況を悲観してはいない。「失点は自分たちのミスからのものが2点はあった。それらは集中していたら防げたはず。そのほかは相手との力の差」と冷静に試合を振り返り、「自分たちのやるべきことが確認できたことは良かった」と話した。また前場主将(発達・3年)も、「守備に関してチームに求められていることは難しいことじゃない。人に対しての当たり、球ぎわの弱さの改善という基本的なところ」と話した通り、まだまだ改善の余地はあるようだ。また「1部リーグでレギュラーとしてプレーしている選手と試合ができたことも今日の収穫。やるべきことはトレーニングのみ」とも話した主将の目には今後、チームに必要なことがしっかり見えている。この敗戦から浮き彫りになった課題を乗り越え、シーズン開幕に向けてどれだけ基盤となる部分を作れるか。?

 スコアだけ見れば完敗だが、チームは下を向いてはいない。強豪との練習試合を糧にしてこれからどのような神戸大サッカー部が出来上がるのか。新生サッカー部の戦いはまだ始まったばかりだ。

●サッカー練習試合(2月15日・立命原谷グラウンド)
神戸大 1 0-2 4 立命
       1-2
       0-0
※45分×2本、30分×1本
【神戸大】大道(2本目、0分)

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