4年間の集大成を熱演 発達・人間表現学科の卒業演奏会

発達科学部人間表現学科の有志による卒業演奏会「CROSS ROAD」が、13日に東灘区のうはらホールで開催された。同学科が発足して初めての卒業生である9人が、ピアノ、声楽、身体表現などで4年間学び積み重ねてきた「表現力」を、観客に披露した。【3月14日 神戸大NEWS NET=UNN】 ?

 今回の演奏会には、発達科学部人間表現学科の表現創造論コースから6名、臨床・完成表現論コースから3名が出演した。ステージは2部構成で、ピアノではクラシック曲のソロ、協奏曲とジャズ、声楽では独唱と二重唱、そしてパフォーマンスが披露された。パフォーマンスのバックミュージックと協奏曲には神戸大学交響楽団の有志が共演。さらに協奏曲では、大学院人間発達環境学研究科教授の斉田好男先生が指揮者として特別出演した。?

 演奏会のタイトルである「CROSS ROAD(交差点)」には、「各分野にわたって学ぶ機会が多く、一人一人が様々な活動をする」表現学科生の個性を、演奏会を通して一つに集結させ、また別々の道を歩んでいく、という思いが込められている。演奏会の準備は1年前から時間をかけて行われ、本番に向けて9人それぞれが励んできた。
 ドビュッシーの「喜びの島」を演奏する泉野静香さんは「卒論でも研究している曲なので、とても思い入れのある曲。すればするほど楽しめるから、その思いを演奏で出せるよう頑張りたい」と演奏会に向けて意気込んだ。?

Photo 本番には、タイトルの通り個性豊かな演奏者が一つの演奏会に出演する、という充実したプログラムを味わおうと観客が会場を埋め尽くした。一つ一つの演奏、演技に大きな拍手が送られ、時にはため息がもれることも。
 演奏会に訪れた松島雅子さん(医・1年)は「とにかく感動した。特に、最後のオーケストラとピアノの共演は迫力がすごかった」と内容の濃い演奏会に満足した様子だった。

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