硬式野球部オープン戦最終戦、神戸大‐関西メディカルスポーツ学院が3月28日、海事科学部グラウンドで行われた。神戸大は3回に1点、5回に2点を挙げてリードを奪ったが、6回に3失点を喫し3‐3で引き分けた。これで神戸大のオープン戦の最終成績は1勝2分4敗となった。【3月29日 神戸大NEWS NET=UNN】?
またしても勝てなかった。リーグ戦に向けて、勝って弾みをつけるはずだったこの日。しかし、攻守両面で課題が残る最終戦となった。
中村監督と真田主将(国文・3年)が口をそろえて言う。「課題は打力と投手のコントロール」。オープン戦の間、一貫して挙げ続けてきた課題だった。
実際、打線は相手投手の速球に対し、見逃し三振やフライで次々と凡退した。投手陣も、6回に2本塁打を浴びるなど3点のリードを守り切れず。「内容的に良くなかった」と中村監督。現在のチーム状況を象徴するようなゲーム展開に、納得がいかない様子だった。
ただ、課題と同じく収穫もオープン戦を通じて変わらなかった。野手陣の守りだ。真田主将も「うちの選手は守備範囲に来た球は取れる」と自信をのぞかせる。
開幕まで1週間を切った。残された時間は少ない。「1点を大切に、1点差で勝つ神戸大の伝統的な戦い方をする」(中村監督)。長所をいかに磨きあげられるか。優勝、そして全日本大学野球選手権出場は、そこにかかっている。
●硬式野球部春季オープン戦(3月28日・海事科学部グラウンド)
関西メディカルスポーツ学院 000 003 000 =3
神 戸 大 001 020 000 =3
【関西メディカルスポーツ学院】今野-海老原
【神戸大】内田、伊勢本、福井、大岡、樋口-中田
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