海事科学部硬式野球部の練習試合、神戸大海事科学部-兵庫大が3月29日、海事科学部グラウンドで行われた。今季初試合となった神戸大海事科学部は、4回以降失点を重ね0-5で敗れた。【3月31日 神戸大NEWS NET=UNN】?
鎌田監督のもとでの初めての実戦。結果や内容よりも、まずは試合に慣れることが重要だった。先発オーダーは「練習に来ていた者を優先的に」決めた。数日前まで海の上にいた選手が4人。このような状況下では、苦戦を強いられるのは目に見えていた。?
序盤は互角だった。四球や失策で相手に出塁を許すものの、最後の1本を打たせない。「危なっかしかったから」という理由で、投手を1~2回で次々と代えた。結果、それが功を奏し、兵庫大の打者に的を絞らせなかった。?
しかし回を重ねるごとに地力の差が表れ始める。相変わらず投手は頻繁に変わるが、どの投手も球にスピードがない。4回、5回、7回、8回と失点。打線は、相手投手の速球と野手の好プレーの前にゴロの山を築いた。本塁に近づいたのは本盗を試みた一回のみ。結果は0-5の完敗だった。?
それでも監督は前向きだ。「練習していないわりにはよくできた」。なによりも、練習試合ということで10人以上が集まったことに意味がある。リーグの開幕まで残り1週間だが、「練習試合をたくさんこなす必要がある」(鎌田監督)。皆が集まれる時間を無駄にはできない。選手らは試合後も疲れた様子も見せずに汗を流していた。
●海事科学部硬式野球部練習試合(3月29日・海事科学部グラウンド)
神戸大 000 000 000 =0
兵庫大 000 110 012 =5
【神戸大】九十九、●遠山、小林、長谷川、安井-林田、冨田
【兵庫大】○猪野、古川-清水?
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。