男子ラクロス部は選手とマネージャーが仲良し。練習が朝早くても、試合会場が遠くても、部費をなかなか払ってくれなくても、辛さは感じない。【4月17日 神戸大NEWS NET=UNN】?
午前7時30分。男子ラクロス部の練習が始まる。早朝に起きる辛さは、選手だけが味わうものではない。「やっぱり朝早いのは苦労します」とマネージャーの一人は話す。 しかし続けて、「寝坊してすっぴんのまま来ちゃうときもあります。恥ずかしさはもうないですね。選手に見られてもなんとも思わないし。選手は家族みたいなものです」と笑った。選手とマネージャーとの距離の近さを象徴する言葉だ。
練習中は飲み物を選手に持っていき、怪我がちな選手にはマッサージも行う。練習後には氷のう作り。選手からは遠慮なしに「氷」の声が飛ぶ。テーピングも、選手が病院で聞いてきた方法だけでなく、自ら本で調べることもある。会計の面でもやることが多い。それでも、不満はない。あえて挙げるとすれば「部費の滞納が多い」ことだという。
選手にとってはマネージャーはどのような存在なのか。高畑圭一さん(経営・1年)は「日頃から感謝してます。マネージャーさんは僕らにとってはお母さんみたいな存在ですね」と話す。また、マネージャーの意外に豪快な一面も話してくれた。「一緒にドライブに行ったんです。マネージャーさんの運転で。そうすると、ついついスピード出しすぎて、捕まっちゃって。110キロぐらいは出てました」。?
ただ、日頃の楽しさも、試合の感動にはかなわない。ラクロスは大学から始める選手が多く、成長が見守れるという楽しみもある。同学年が試合で活躍したときには、「キャーってなる」のだという。?
最後に、マネージャーから選手への一言を聞いた。「勝って1部へ上がってください。そして全日へ連れてって」。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。