新入生歓迎スポーツフェスティバル、アメフット神戸大-甲南大が4月19日、王子スタジアムで行われた。神戸大は何度かゴールラインまで迫るが、攻めきれず16―24で敗北した。【4月23日 神戸大NEWS NET=UNN】?
「チームが全然まだできていない」。この試合を主将DL小澤(工・4年)の言葉が表わしている。
第1Q、QB東野(工・3年)からTE東内(工・4年)へのパスをインターセプトされ攻撃権を奪われると、ディフェンスの隙をつかれ先制される。その後は、TB小椋(海事・4年)の53ヤードキックオフリターンなどもあり、前半を7点差で折り返す。
しかし、後半はちぐはぐした攻撃が続く。前進はするものの、自らの反則で流れをつかみきれない。また、QBサックを2回受けるなどラインの攻防で押される場面も。「メンバーが変わったりして焦りがあった」とQB東野。パスも思ったようにつながらない。なかなか得点を奪うことができず、反対にTDパスを決められるなどで点差は開いていく。
そんな中、第4Q8分、LB宮川(経営・4年)がインターセプトに成功。そのままボールを保持、相手の守備が整わないうちに左サイドを駆け上がる。選手が交錯する中を抜け出し、57ヤードTDランを決めた。多くの新入生が訪れたスタンドも沸いた。「気持ちで持って行った。新入生には僕らのアメフトに対する熱い思いを感じて欲しかった」とLB宮川。しかし、反撃もここまで。最後は相手に時間を使われ24-16で敗れた。
試合後、安井ヘッドコーチは「まだまだレベルが低い。すべての面でレベルアップがいるとはっきりした」と話した。オープン戦は始まったばかり、秋の公式戦までにどれだけチームとしての経験が積めるかが課題だ。
●新入生歓迎スポーツフェスティバル(4月19日・王子スタジアム)
神戸大 0 10 0 6 =16?
甲南大 7 10 7 0 =24
《お詫びと訂正》記事中で『今岡ヘッドコーチは「まだまだレベルが低い。すべての面でレベルアップがいるとはっきりした」と話した。』とありましたが、正しくは『安井ヘッドコーチは「まだまだレベルが低い。すべての面でレベルアップがいるとはっきりした」と話した。』でした。関係者の方にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。(4月24日神戸大ニュースネット委員会編集部)
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