神戸大美術部凌美会による新歓展が4月20日から24日にかけて、学館第4集会室で行われている。新入生を対象としたこの展示会では、バラエティー豊かな作品が計10点展示された。【4月23日　神戸大NEWS NET＝ＵＮＮ】?



　 凌美会が毎年行っている新歓展。この展覧会では、過去に出展した作品の中から計10点を選んで展示している。新入生向けということもあり、「レベルが高いものをバラエティー豊かに揃える」というコンセプトで作品が選ばれた。展示会の総決算とされている凌美会展で今年高い評価を得た、梶本智希さん（文・2年）の「潜」という作品は、魚の形を一枚の紙から折り上げたもの。継ぎ目もなく、部員たちをも唸らせる作品となった。





　 「今年は色んな作品があって、才能豊かな人材が揃っている」と副部長の正岡晃平さん（経済・3年）は話す。作品の質だけではなく、今年は昨年までとは異なり、会場の雰囲気作りにも趣向を凝らしている。「今までは作品をただ並べただけ、という雰囲気もあった」（正岡さん）という反省から、蛍光灯から白熱灯に変える、音楽を流すなどのこだわりを見せた。
　凌美会はこの他、クロッキー会などのイベントも予定している。詳細は凌美会HP（http://home.kobe-u.com/ryoubi/）まで。