第2回神戸大-甲南大バスケ定期戦が5月10日、神戸大発達キャンパス体育館で行われた。神戸大は相手にペースを乱されたまま62点差という大差をつけられ、甲南大に敗北を喫した。【5月15日 神戸大NEWS NET=UNN】?
精神面、体格において遅れをとった試合だった。
第1Qは、甲南大に3点リードを奪われ終了。まだ1桁だった点差が第2Q、第3Qと進むにつれてどんどん開いていく。第2Qから甲南大のマンツーマンDFが厳しくなり、ファールやターンオーバーを繰り返す。このQではSF加嶋(経済・3年)の3Pが2本決まったのみ。神戸大のシュートはことごとくリングに跳ね返された。?
30点という大差をつけられ終了した前半。続く第3Qでも依然として甲南大の勢いをしのぐことはできず、51点差とさらに点差が開く。第4Qも盛り返すことができず、レイアップシュートも甲南大にブロックされるなど、シュートを打つことさえままならない。最後は43‐105と甲南大のDFに乱されたまま敗北に終わった。?
主将のPF中西(工・4年)は「相手のプレッシャーに負けてターンオーバーしてしまうなど同じミスを何度も繰り返してしまった」と敗因を語る。「気持ちで負けないようにという目標だったけど、あれだけ点差が開いてしまうと」と表情を暗くした。?
今回から新たにコーチを務める藪脇コーチは「実際の点差ほどの実力の差があるとは思わない」と試合分析を行う。しかし、精神面に加え、神戸大は体格差でも不利な試合だった。185センチメートル以上の選手を多く揃える甲南大に対し、神戸大で185センチメートル以上の選手は2人のみ。最も背の高いC中山(工・4年)が今回、怪我のため欠場。練習していたことが発揮できなかったのも敗因の一つだと藪脇コーチは語った。さらに、今年は、去年まででスタメンだったメンバーがおらず試合場での経験不足が目立つなど、まだまだチームが安定していない。藪脇コーチは「チームとしての方向性より先に個々の能力を上げていきたい。小さいながらも動いて相手をかく乱させるようなプレイを」と目標を定めた。
●第2回神戸大-甲南大定期戦・男子本戦(5月10日・神戸大発達キャンパス体育館)?
神戸大 43 14-17 105 甲南大?
6-33
10-31
13-24?
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