兵庫県学生バスケットボール選手権の初日が20日、神戸学院大体育館で行われた。神戸大は一回戦で兵庫教育大と対戦し、106-71で快勝。シードの甲南大が待つ二回戦へと駒を進めた。
【6月23日 神戸大NEWS NET=UNN】
試合後、兵教大の選手らが「何本スリー決められたかな」とぼやいた。相手チームにそう言わせるほど、神戸大がアウトサイドから積極的に攻めた試合だった。
象徴的だったのは、試合開始直後にSG落合(国文・2年)とSF加嶋(経済・3年)が三連続で決めた3P。落合はバスケットカウントのフリースローも沈め、たった2分で神戸大が10点のリードを奪った。その後もアウトサイドを起点にしたオフェンスでチームを引っ張った二人。106-71という大差をつけての勝利の原動力となった。チームトップの25得点を稼いだ落合は「仕事は十分に出来たと思う」と振り返る。
「今日の相手には負けていられない」と話していた薮脇コーチは、「決して満足は出来ない内容だった」とし、特にディフェンスに細かいミスが多かったことを指摘。しかし、なかなか安定しなかったチームの方向性が「(アウトサイドの)シュート力を活かす」という形で選手に定着しつつあることは評価した。二回戦で戦う甲南大には5月の定期戦で大敗している。コーチは「気の緩みをゼロにして挑む。ちょっとでもやばいと思わせたい」と奮闘を約束した。
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