神戸大クラシックギター部の第41回サマーコンサートが6月27日、葺合文化センターで行われた。昨年40周年を迎えたクラシックギター部の記念コンサートに、会場を埋め尽くすほどの観客が会場に詰めかけた。【6月30日 神戸大NEWS NET=UNN】
昨年11月に、40周年を迎えたクラシックギター部は今回、40周年記念コンサートとして、現役生演奏のステージに加え、OB・OGとの合同ステージも行った。第1ステージ、第2ステージは現役生による演奏、第3ステージはOB・OGとの大合奏という構成。
第1ステージでは久石譲の「Summer」を四重奏で演奏。その他にも独奏や二重奏など、形態を変えながら計5曲の演奏を行った。第2ステージのLennon&McCartney作曲「Let It Be」ではシルクハットにベストなどの衣装を着用し、演奏の雰囲気によって衣装を替える趣向を取り入れた。このステージでは現役生とOB・OGによる二重奏、ピアソラ作曲「タンゴ組曲」が演奏されるなど、40周年記念にちなんだ重奏が見られた。
最後を飾る第3ステージはOB・OGと現役生による大合奏で、ファラ作曲のバレエ組曲「粉屋の踊り」や、バレエ音楽「火祭りの踊り」など3曲が演奏された。27名の大合奏で、指揮はOBの平林正之さん(71年入学)が務めた。少人数で演奏することの多い普段のコンサートとは異なり、音の多さによる迫力のある演奏となった。?
OB・OGとの合同ステージを含む今回の演奏会について、部長の米澤功浩さん(国文・3年)は、「事前準備も練習も大変だったけど、客席がすべて埋まり満足のいく演奏ができて、今は本当に達成感に浸っています」と振り返った。
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