第6回深江祭が7月11日、12日の2日間、深江キャンパスで行われた。2日目の12日はステージイベントとして、アカペラサークルのライブや芸人ライブ、また「深江丸」の体験乗船会も行われ、多くの人でにぎわった。【7月13日 神戸大NEWS NET=UNN】?
6回目の開催となる今年は、当初5月末の開催が予定されていた。しかし新型インフルエンザ流行の影響で開催直前に延期が決定。実行委員長を務めた金子直広さん(海事・3年)らはスポンサーへのお詫びの電話や体験乗船のための船の手配などに奔走したという。「混乱していた。(当時は)どうしようって感じだった」と金子さんは振り返る。模擬店とステージの前年までの場所からの変更を予定していたが延期の影響でできなくなった。模擬店の数も減った。?
それでも晴天に恵まれたこともあり、多くの人が訪れた。金子さんは「宣伝期間も短かったのにたくさん来てくれている」と少し驚きながらも笑顔。また周りの支えもあった。ステージで曲を披露したバンド「うんたた」の藤野剛明さんはアカペラサークル「Ghanna Ghanna」のOBであり、海事科学部のOBでもある。7月に入ってから出演が決まり、準備期間も短かったという。それでも「深江祭には大体毎年来る。後輩のために出演しました」と藤野さん。その他にも「Ghanna Ghanna」の現役バンドや4組の芸人などがステージを盛り上げた。?
今年も恒例となっている練習船の「深江丸」への体験乗船会が行われた。金子さんは「六甲祭よりも規模は小さいけど、船に乗れるところが深江祭の見どころ」と自信を持って語る。その言葉通り、乗船に必要な整理券を配布するテントには長蛇の列ができるほどの人気ぶり。乗客らは実行委員らに見送られ、クルージングを楽しんだ。家族と一緒に乗船した近所に住む女性は「祭りに来るのは今回が2度目。楽しかった。(子供が)運転の体験が出来てよかった」と満足そうに話した。?
金子さんは祭りの最後に「おかげさまで2日間大盛況で終われました。ありがとうございました」と笑顔で挨拶。周りへの感謝の気持ちを述べた。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。