弾丸シュートで連敗止めた 関西フットサルリーグ第4節  

関西フットサルリーグ第4節、神戸大-TOYが7月26日、八幡市民体育館で行われた。第2節の初戦から連敗していた神戸大は、試合終了間際にA上原(工・3年)のミドルシュートで追いつき、4-4で試合を終えた。これにより、勝ち点1を得たが順位は11位に下がった(神戸大は新型インフルエンザの影響で第1節が延期)。【7月27日 神戸大NEWS NET=UNN】?

 目の覚めるような弾丸シュートを突き刺した。「シュートコースは見えなかった。無心で打った」(上原)。ゴールが決まった瞬間、殊勲の背番号10は、両こぶしを高らかと突き上げた。試合終了まで残り12秒、土壇場で神戸大が追いついた。?

 結果を出すならこの試合だった。前節までのチームは破壊力抜群の攻撃力を誇っていたのに対して、TOYはロングボールを放り込む攻撃を唯一の特長としていたからだ。「ロングボールを奪って一気にカウンター」。必勝プランは描けていた。?

 だが、プラン通りにはいかなかった。先制したものの、直後に追いつかれ、追加点を許し、前半は1-2。後半も一時は2点差をつけられた。原因は守備のもろさ。「個々の弱さが出た。練習で求めてるレベルから既に低い」(A石村主将、工・4年)。神戸大の前には、悪夢の「開幕3連敗」がちらついていた。?

 後半11分、ついに試合の流れがきた。今節から試合に復帰したB中島(農・4年)が体をなげうって1点差まで追いついたのだ。こうなると、「若さゆえの勢い」がある神戸大はイケイケムード。積極的にシュートを放ち、試合終了間際、起死回生の同点弾が飛び出したのだ。

 結果的に初の勝ち点「1」を獲得したが、選手らの表情は晴れない。開幕から3試合でわずか勝ち点1。未だ勝ち星なしで、リーグ残留争いが現実味を帯びてきたからだ。8月1日には強豪・高槻松原との試合も控えている。?
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 上原が同点シュートを決めた後、真っ先に思ったのは「ほっとした」でもなく「やっと追いついた」でもなく「いやいや、まだまだ!」だった。目指しているのは、引き分けでなく勝利だから。?


○フル動画配信スタート! 関西フットサルリーグ?

 関西フットサルリーグでは今シーズンから、全試合のフル動画配信を始めた。直近の3試合をノーカットでストリーミング配信し、フットサルの普及振興を狙う。今後はスポンサーを獲得し、広告収入でさらなるフットサルの活性化につなげるという。?

 動画が見れるウェブページはこちら(http://www.kansaifutsal.net/movie/index.html)。(記者=深江友樹)?

●関西フットサルリーグ第4節(7月26日・八幡市民体育館)
神戸大 4 1-2 4 TOY
      3-2
【神戸大】上原2(前半12分、後半19分)、伏見(6分)、中島(11分)?

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