近畿学生野球リーグ第2節2回戦、神戸大-奈産大が9月10日、南港中央野球場で行われた。神戸大はまたも打線が沈黙し、敵失の1点どまり。投手陣の粘りもむなしく、延長14回に決勝打を浴び、1-2でサヨナラ負けを喫した。対戦成績は1勝3敗勝ち点なし。【9月10日 神戸大NEWS NET=UNN】?
またしても貧打に泣いた。14回を戦い抜き、放った安打はわずか3。大岡(発達・2年)、白木原(発達・1年)の継投で延長14回まで奈産大打線を1点に抑えた投手陣を援護できなかった。「投手を見殺しにした」。主将の真田(国文・4年)は自らを含めた打線のふがいなさをこう表現した。?
2日前の1回戦と同様、この日も神戸大の打者には積極性が欠けていた。甘い球をことごとく見逃し、追い込まれて難しい球に手を出した結果、ゴロで打ち取られるパターンの繰り返し。特に中村監督は「(昨秋)ベストナインに選ばれた選手がだめ」と主軸を責める。この日安打を放ったのは、秋季からレギュラーに定着した真田と2年生の伊澤(発達)。金川(発達・4年)、村田(発達・3年)、木下(発達・4年)ら、昨秋打率3割を記録した上級生は軒並み無安打に終わった。?
これで3連敗。しかも後味の悪い負け方だ。「今まで通りではなく、一から見直さないと」と真田。次節の対戦相手、阪南大は萬谷などの好投手を擁する強豪。今一度原点に戻り、しっかりと準備をしなければ、同じ轍(てつ)を踏む可能性もある。
●近畿学生野球リーグ第2節2回戦(9月10日・南港中央野球場)
神戸大 000 100 000 000 00 =1
奈産大 000 100 000 000 01x=2
【神戸大】大岡、●白木原-石浜
【奈産大】高木、○小林-吉田
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