神戸大、阪大、京女大の落語研究会による合同寄席「三つ巴寄席」が9月9日、神戸学生青年センターで行われた。3大学から6人が出演。「近日息子」、「宿替え」などの演目を披露し、客席をわかせた。【9月12日 神戸大NEWS NET=UNN】?
懇親会がきっかけで始まったという「三つ巴寄席」。2回目となる今年は神戸大落語研究会が主催を務め、会長の甲家天棒(かぶとや・てんぼう=法・3年)さんと副会長の甲家びす太(かぶとや・びすた=工・3年)さんの2人が出演した。
頭の悪い息子が引き起こす珍騒動を、息子と父親、長屋の人々との掛け合いでおもしろおかしく話す「近日息子」を披露したのは甲家天棒さん。「楽しかった。(もっと)練習しようと思った」と笑顔で話した。
トリを務めた甲家びす太さんが披露したのは「宿替え」。ある夫婦が引っ越しをする際、慌て者の夫が起こすドタバタ劇を描いた演目だ。「前の人がうけていたので不安だった。自分らしい落語ができるようになった」と話す表情は明るかった。
大きな拍手で幕を閉じた三つ巴寄席。次の大きな舞台は11月28日に予定されている六甲寄席だ。「六甲寄席を満タンにして、爆笑で引退できたら」と甲家天棒さんは意気込んだ。
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