The girl next doorとは、「隣に住んでいるような身近で親しみやすい女の子」という意味。今回取材した4つのバンドは神戸大という身近な場所で育った。あなたの隣のバンド=バンドNEXT DOORのドアをたたいてみよう。 第1回は仏教メタルバンド「極楽浄土」。【10月9日 神戸大NEWS NET=UNN】?
2006年結成、神戸大発メタルバンド「極楽浄土」。「メタルって言ってもおじさんみたいな音楽じゃないので」。その通り、メロディアスでノリやすい彼らのステージを見ればきっとあなたも魅了されるだろう。3月に行われたワンマンライブには約100名を動員。学生間ではすでに知名度を上げている「極楽浄土」に密着した。?
メタルバンドを始めたきっかけは、所属していた軽音楽部にメタルバンドが少なかったから。「『ただのメタルじゃおもしろくない』と仏教的な要素を含ませたのはノリで決まった」と曲作りも行うベース担当の新宅秀歩さん(文・4年)。「南無阿弥陀仏」や「坊さんのボサノヴァ」、「百姓一揆」。すべて「極楽浄土」の曲名だ。「後でノリで作ったって言えるように歌詞を書く。恋愛系は恥ずかしくて書けないので」と新宅さん。ライブでは「百姓一揆」が演奏されると観客は「一揆!」コールとともにこぶしをあげる。ライブパフォーマンスに自信があるのかと思えば、実際は違うよう。「前やったことが次ウケるとは限らない」とボーカルの吉田皓志さん(工・4年)。盛り上げ方は日々模索中だという。
メンバー全員が現役の大学生。授業との両立が大変だと口をそろえた。吉田さんは今年の冬に行った関東ツアーで、授業のため神戸と関東を往復した。月3回の練習も授業がない日を考えて行う。これからの活動について「とりあえずガソリンが切れるまで走りたい」とギターのダヴィさん(文・4年)。?
「人気者になりたくて始めたので知らない人がライブに来るのは嬉しい」。「極楽浄土」のライブは11月8日に神戸VARIT、11月19日に心斎橋CLUBDROPにて行われる。なお、予約時に「記事を見た」と言えばチケット代が500円に。チケット予約・詳細は極楽浄土HP(http://www.geocities.jp/go9rakujodo/)で。
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