甲南大に敗退 関西学生男子バスケリーグ

関西学生バスケットボール選手権男子2部リーグの第6節1回戦、神戸大-甲南大が10月10日、近大体育館で行われた。神戸大は、リーグ4位の甲南大を相手に前半は接戦を演じるも、後半に入って失速。56-98で敗れた。【10月12日 神戸大NEWS NET=UNN】



 前節の結果をもって3部Aリーグとの入替戦へ進むことが決まった神戸大に対し、甲南大はゲーム開始からフルメンバーは出場させず。試合は、意地を見せたい神戸大がしつこいディフェンスから確実にシュートを沈め、前半終了間際まで僅差で展開。第2Q残り3分には、キャプテンのPF中西(工・4年)の得点で2点差まで詰め寄った。以前に比べ「(チームがよくなった)感触はつかめている」と中西。

 しかし11点ビハインドで迎えた後半、露呈したのは、質の高いプレーを最後まで維持できないもろさ。徐々に相手のオールコートディフェンスにつかまり始める。速攻などで一気に点差を広げられ、56-98の大差で試合終了のブザーを聞いた。?

Photo この試合、中西は19得点、14リバウンドとダブルダブルの活躍。「自分が攻めることによって変わると思って」。元々はアグレッシブなプレイスタイルではなかったが、ここ数試合、必死の形相で果敢に得点を奪いにいく場面が目立つ。今後の焦点は「どこまで成長して入替戦にのぞめるか」(藪脇コーチ)という中、今年3度目の顔合わせとなる甲南大はチームの完成度をはかるには、うってつけの対戦といえた。しかし、常に余力を残して戦う甲南大に中西は「のりきれなかった」と悔しい表情。確実な手応えは感じる反面、結果は出せず。満足した様子はみせなかった。

 現時点で入替戦で当たる可能性が高いのは関西外大。どこからでも得点を奪うことの出来るオフェンス陣を備え、3部Aリーグを無敗で勝ち上がった。

 迎え撃つ神戸大は、チームが完成しつつあるとはいえ、まだまだ安定しているとは言いがたい。リーグ終了まではあと、たった3試合。2部残留への正念場まで、残された時間は2週間を切った。


●2009年度関西学生バスケットボール男子2部リーグ 第6節1回戦(10月10日・近大体育館)
神戸大 56 17-22 98 甲南大
      14-20
      15-37
      10-19

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