奈良県大和郡山市観光協会主催の「女王卑弥呼コンテスト」で第28代女王に輝いた。新聞の取材や役所へのあいさつ回り、市や県のイベントなど、キャンペーンレディとして多忙な日々が続くが、「幸せだな、と思う」とほほ笑む。【11月25日 神戸大NEWS NET=UNN】?
小学校のとき、社会の授業で卑弥呼のことを知った。「平和の主導力だった卑弥呼はあこがれの女性だった」。中学校では、それまで男性ばかりだった生徒会長に立候補した。周囲からは驚きの声が上がったが、見事当選。10人中8人が男性の生徒会をまとめた。「まるで卑弥呼になった気分」で、楽しみながら仕事をした。?
高校でも生徒会長を務め、大学は神戸大を選んだ。得意のピアノを生かして音楽大学に進むことも考えたが、「幅広く勉強したい」という思いと、神戸の景色へのあこがれが後押しした。?
心がけているのは、いつも笑顔でいること。「卑弥呼のように、神秘的で太陽みたいな女性になれるようにと思って」。落ち込むことは少なく、人とかかわることが好き。女王になって1ヵ月あまりだが、すでにたくさんの出会いを経験した。「年上の人との話し方とか、自分に足りないものが見えてきた」。話題作りのために新聞を読んだり、歴史を勉強し直したりと、努力家の一面も。?
来年は平城遷都1300年。イメージキャラクターの「せんとくん」とは、一緒にイベントに参加することが多いという。「2人で町を歩いていると、『お似合いだね』と声をかけられる。うれしいです」。ただ、「せんとくん」は忙しいため、次の「デート」は未定だ。「その辺は、ぜひ考慮していただきたいですね」。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。