関西の大学生らにより設立された学生団体「MAJI」が12月12日に行う武庫川掃除のためのワークショップを11月21日、瓦木公民館で行った。ワークショップでは、「武庫川をいかに面白く掃除するか」をテーマに様々な意見が出された。【11月28日　神戸大NEWS NET＝ＵＮＮ】?

　学生団体「MAJI」はもともと共通のインターンシップに参加していた神戸大、関大、関学、阪大の4人の学生が今年10月に設立したもの。団体名の「MAJI」にはスワヒリ語で「水」という意味と日本語の「本気」の意味が含まれ、「川や海など自然の中で大きな流れを作り出す水のように活動していきたい」というメンバーの思いが込められている。
　インターン中、尼崎を中心に活動していたメンバーらが春に尼崎での花見を計画していたが、「それでは社会に貢献しないのではと思い自分たちできれいにした武庫川で春に花見をしようと考えました」と神戸大から「MAJI」に参加している田野裕子さん（法・3年）は掃除を計画した動機について話す。?

　ワークショップにはメンバー以外にも関西の大学生らが参加。まず「MAJI」のメンバーが武庫川の名所やポイ捨て、不法投棄など武庫川が現在抱えている問題を紹介し、その後「面白い掃除」をテーマに意見を出し合った。ポストイットに自分の意見を書き、出された全員の意見を模造紙に貼り付けて話し合いを行うなど方法も工夫した。その結果、12月12日に行われる武庫川掃除ではクリスマスをテーマに様々な衣装を身に着けて「コスプレ」をしたメンバーらが武庫川を掃除することに決定。「面白い掃除」が具体的に形になったことでメンバーらは満足そうな表情を見せた。?

　「MAJI」では12月12日に行う武庫川掃除の参加者を募集中。参加申し込みや問い合わせは代表の岡川宏和さん（arithematicdiophantineequation@ezweb.ne.jp） まで。