関西学生アメフットリーグ1部2部入替戦、神戸大(1部7位)-大産大(2部Bブロック1位)が12月20日、エキスポフラッシュフィールドで行われた。前半はきっこうしたせめぎ合いが続いたが、後半はWR大園(発達・4年)やRB小椋(海事・4年)のランで相手を圧倒。21-7で勝利し1部残留を決めた。【12月21日 神戸大NEWS NET=UNN】?
負けると「降格」という2文字がつきつけられる、何が何でも負けられない試合。「未来のレイバンズのために僕たちの代で落とすわけにはいかない」(大園)と4年生誰もが感じていた。そんな中、大園と小椋この2人がリーグ戦のうっぷんを晴らすかのようにフィールドを駆け抜けた。
QBの位置に大園や小椋が入り変則的な攻撃を見せた神戸大。安井ヘッドコーチが「確実にランを出すため」と話すこの作戦は見事に的中。相手の守備網をかいくぐり走り抜けた。
14-7で迎えた第4Qには、小椋が中央を突破し試合を決定づける1ヤードTDランを決めた。リーグ戦怪我で不調だった小椋は「4年間で1、2番目くらいに集中していた。やっと自分らしく走らせてもらえた」と笑顔で話す。守備では相手攻撃陣の分析が功を奏し、素早いタックルで追撃を許さなかった。神戸大は21-7と勝利し降格を免れた。
「このチームでほんまによかった」(小椋)。4年生にとって最後の試合。選手らは互いに抱き合い勝利を喜んだ。
攻撃陣の不調によりリーグ7位で降格の危機にひんした今シーズン。主将のDL小澤(工・4年)は「リーグ戦は不満が残るが最後に勝てたのはよかった」とプレッシャーから解放され安どの表情を見せた。
●関西学生アメフットリーグ1部2部入替戦(12月20日・エキスポフラッシュフィールド)
神戸大 0 7 7 7=21
大産大 0 0 7 0=7
《お詫びと訂正》記事中で今岡ヘッドコーチが「確実にランを出すため」と話すこの作戦は見事に的中。とありましたが、正しくは安井ヘッドコーチが「確実にランを出すため」と話すこの作戦は見事に的中。でした。関係者の方にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。(12月23日神戸大ニュースネット委員会編集部)?
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