神戸大海事科学部キャンパスで1月15日、阪神淡路大震災で犠牲になった旧神戸商船大生6名の追悼セレモニーがあった。約50名の参加者らは1分間の黙とう後、慰霊碑に献花を行った。【1月15日 神戸大NEWS NET=UNN】
静かなキャンパスに汽笛の音が響く。集まった教職員や学生らは1分間の黙とうの後、慰霊碑にそっと花を手向けた。?
旧神戸商船大では、阪神淡路大震災で当時4年の山内傑登さん、3年の土屋孝博さん、春藤量隆さん、大学院1年の神田徹さん、アルジェリアからの留学生のMaskri Madjidさん、研究員の武力平さんら6名が亡くなった。同大は2003年に神戸大に海事科学部として統合。慰霊碑は2007年に、震災で倒壊した正門の石柱を使って作られた。?
学生自治会の会長として参加した稲田侑一郎さん(海事・3年)は、「僕も船乗りを志す者として、犠牲者の思いを無駄にしないようにしたい。震災は経験していないが映像で知っている。街などで慰霊碑を見る度にその映像を思い出す」と話していた。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。