社会起業支援サミットin兵庫(SESCO)主催の「カンボジアに学校をたてた『学生』の軌跡の物語」が1月19日、国際文化学部M202教室で開催された。学生国際協力団体CRED代表の関学生、沖田誠さんが講演。自身の活動について熱弁した。【1月24日 神戸大NEWS NET=UNN】?
沖田さんは関学の4年生。なんの変哲もない大学生活に疑問を感じていた一昨年、「僕たちは世界を変えることができない」という本の中で、NPOと折半すれば150万円でカンボジアに学校を建てられるということを知った。友人と学生国際協力団体CREDを設立し、30回を超える街頭募金や学内募金で150万円を集金。沖田さんらの募金により、昨年9月、カンボジアのプルサットに「CRED SCHOOL」という中学校が完成した。?
講演では、「CRED SCHOOL」完成までの経緯や開校式の様子を記録したドキュメンタリー映像が上映され、集まった21人の学生は熱心に見入っていた。最後に沖田さんは「学生だからこそチャレンジできる。国際協力をしようというだけでなく、自分自身の『当たり前』を大事にしてほしい」と参加者にメッセージを送った。?
主催した社会起業支援サミットin兵庫代表の川村敦さん(国文・2年)は、沖田さんの行動力に刺激され、「ぜひ神戸大で講演を」と沖田さんに自らラブコールをかけた。講演を終え、川村さんは「沖田さんの話を聞いて、立ち向かっていく力があればなんでもできると思った。この講演を通じて、(参加者に)一歩踏み出す勇気を感じてもらえたら」と話した。
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