世界に通用する人材を育成し、産業の発展や地域の活性化に貢献することを目的とする「第3回神戸大学・京都大学・大阪大学連携シンポジウム」が1月20日、大阪国際会議場12階特別会議室で開催された。3大学の学長、総長の挨拶の後には、今回のテーマ「バイオテクノロジーによる持続可能な社会の構築」についての講演や意見交換が行われた。【1月24日 神戸大NEWS NET=UNN】?
平成19年度から行われている同シンポジウムは「3大学連携による知の創出と発信」を目指し、毎年違ったテーマで開かれている。
開催に先立ち今回、幹事校を務めた神戸大の福田秀樹学長は「3大学の連携を進めることで、関西を中心とする産業界に最先端の知を発信できれば」と大学間の協力の重要性を強調した。その上で「新たな環境技術やクリーンエネルギーの発明によって、世界をリードしていくべき」と日本の省エネ技術による持続可能な社会への可能性を話した。
シンポジウムには海外の研究者や企業の経営者が招かれ、バイオテクノロジーの可能性についてそれぞれ意見を述べた。「産官学連携による技術革新と産業化」についてのパネルディスカッションでは、日経BP社医療局バイオセンター長の宮田満さんを交えて3大学の教授らが意見交換を行った。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。