今年の1月17日で阪神・淡路大震災から15年を迎える。テレビや新聞ではその日一日、追悼行事や特集のニュースが多く報道されるが、関西に住む学生は1月17日が震災の日であることにどれくらい意識を持っているのだろうか。【2月9日 神戸大NEWS NET=UNN】
8月6日の原爆記念日には広島全体が黙祷する。広島出身である私はこの意識が全国的なものだと思っていた。しかし、大学に進学し関西に来て8月6日を意識しない人たちに多く出会った。そこで初めて広島以外の人には原爆が遠い出来事なのだということを感じて驚いたものだ。
その意識の差はその地の教育仕方、報道の規模などによるのだろう。何より、自分に関わりのある土地で起こったことは、他の土地で起こったことよりも身近で重要に感じるものだ。私自身、広島にいた時は阪神・淡路大震災の日時を知らなかった。自分が関わっていない出来事というのは、それがどんなに大きな出来事であってもなかなか意識しにくい。
知らなければならない、忘れてはならない記憶。日本中、世界中全ての出来事を心にとめておくことなどできないが、自分から情報を取り入れて知ることが 重要なのだと思う。
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