神戸大が、2012年度入試における経営学部の一般入試後期日程を廃止と、それにともなう推薦入試の実施を昨年12月末にHP上で発表していたことが18日、わかった。神戸大では2008年度の医学部医学科に続く後期日程廃止。【2月18日 神戸大NEWS NET=UNN】
入試課によると、経営学部は2010年度入試において前期日程で210人、後期では50人を募集しているが、廃止によって前期の枠が10人増加する。新たに実施する推薦入試で40人を募集する予定だという。この件に関し、経営学部では「HPに掲載されている以上のことは答えられない」とし、廃止に至った経緯や目的などの詳細は現時点では不明。?
◯国公立大後期日程廃止の傾向続く
後期日程試験は本来、前期日程とは別の試験形式で質の異なる学生を集めるために実施される。しかし、同じ受験生が両日程を通じて受験するケースが増えたことで「敗者復活戦」化。2003年度に国立大学協会が前期日程一本化を容認して以降、後期日程を廃止する国公立大学は増加の一途をたどった。2007年度の京大や東北大を皮切りに難関10大学と呼ばれる大学の後期廃止があいつぎ、神戸大も2007年度に発達科学部の人間行動学科を、2008年度には医学部医学科を前期一本化していた。
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