学生のストリートダンス日本一を決める「第4回 BUZZ STYLE」が2月21日、Zepp Osakaで開催される。全国6地区の予選(SHOW CONTEST部門)を勝ち抜いた全20チームが出場する中、神戸大からは唯一、太田浩斗さん(国文・4年)が出場。大会にかける意気込み、ダンスへの思いを聞いた。【2月20日 神戸大NEWS NET=UNN】?
兄弟のように仲が良いメンバーら。全員違う大学に通い、卒論や就活と忙しい中、大会へ向けての練習を続ける。チーム名は「Lil’Bacchus」(リル・バッカス)。「小さい酒神」という意味だ。お酒好きなメンバー5人、家で飲んでいたら決まった。
「ダンスは熱くなれるもの」と話す太田さん。高校の時に友達からレッスンに誘われたのがダンスを始めたきっかけだ。「偶然でしたね」、ちょうどブレイクダンスの動画を見て、興味を持ち始めた時だった。大学3年生の時には約1年、ロサンゼルスへ留学した。「何か目的を持ちたかった」と現地では一人でクラブなどに通い、ダンスに打ち込む日々を続けた。「(留学で)ダンスそのものへの視野が広がった」。
帰国し「BUZZ STYLE」の予選へ向け本格的に始動したのは9月に入ってから。予選まで約2カ月と時間がなかったが、結果は予選優勝。「頑張ってきたのが認められてうれしかった」。自然と涙が流れた。
決勝大会でのダンスのテーマは「オールドスクール」。温故知新、ヒップホップダンスの黎明期の頃のダンスを意識する。
学校を卒業するメンバーの関係で、今回が5人で踊る最後のストリートダンスとなる。太田さんは「5人の仲の良さを出し、見てる人にはダンスの楽しさを伝えたい。自分たちの気持ちを出し切る」と意気込みを話す。5人の小さい酒神たちがお祭り気分で会場を盛り上げ、「日本一」を目指す。(記者=松本尚也)
大会の詳細は(http://www.buzzstyle.info/about.html)まで。
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