2000年3月5日に起きた大日岳遭難事故から今年で10年が経つ。亡くなった溝上国秀さん(当時=文・2年)と内藤三恭司さん(当時=都立大理学部・2年)の両親は今日、手記「息子たちの命を無駄にしないために」を自費出版。国立登山研究所は今年3月、事故以来中止していた冬の研修を10年ぶりに再開する。【3月5日 神戸大NEWS NET=UNN】?
2000年3月5日富山県立山連峰・大日岳。文部省登山研修所が開催した登山研修中に、大日岳山頂付近で雪崩が起こり、その付近で休憩していた学生6人のうち、当時神戸大ワンダーフォーゲル部に所属していた溝上さんと、都立大に所属していた内藤三恭司さんが亡くなった。?
大日岳遭難事故は文部省主催の事業で事故が発生したため、溝上さんの両親は国を訴えた。謝罪を求める署名運動などの活動を行ない、2007年9月15日に和解が成立した。?
神戸大ニュースネット委員会では大日岳遭難事故についての情報提供を行なっています。HP上では、大日岳遭難事故特設ページを設置しています。同ページでは、事故関連の記事、事故で亡くなった溝上さんの遺族、友人の言葉をもとに編集した「伝える命の大切さ」の連載記事などが総覧できます。(特設ページのアドレスはhttp://home.kobe-u.com/top/newsnet/dainichi/dainichi.html)?
手記「息子たちの命を無駄にしないために」の問い合わせは神戸新聞総合出版センター(0783627140)まで。
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