学生会館前の車両用通路が学生らの無断駐輪により、通行できなくなることが常態化していることを受け、学生生活課が改善に乗り出した。同課は3月2日、通路中央部の駐輪禁止を喚起する看板を2枚設置。新入生が登校する4月へ向けて、まずは在学生への周知徹底を目指す。【3月27日 神戸大NEWS NET=UNN】?
学生会館の前にある通路は、生協の商品搬入出や緊急車両の出入りのために設けられ、本来は駐輪禁止区域となっている。「駐輪禁止」の看板が設置されているが、通路の両脇、中央部と3列にわたり駐輪され、授業期間中には歩行者が通れないほどの車両がとめられていた。?
大学側は2008年3月ごろ、通路西側にあった駐輪場を改修。国文キャンパステニスコート横の駐輪場も整備した。だが、通路が国文キャンパスや学生会館に近いこともあり、学生らの駐輪は無くならなかった。?
昨年10月。学生から同課あてに、「通行の妨げになる」などの苦情がメールで相次いだ。状態を重く見た同課は改善案を検討。他の駐輪場への影響も考えた結果、通行の妨げにならない幅の確保を名目に、中央部の駐輪禁止を喚起する看板を設置した。?
同課課外活動係は「(駐輪禁止であることを)新入生はもとより、在学生に知ってほしい」としている。また、全面禁止に対して前向きな姿勢だが、通路にとめていた学生が他の駐輪場に移動し、限られた駐輪区域を圧迫する可能性を考慮。「まずは様子を見たい」(同課)。
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