神戸大、武庫川女大、兵庫県立大、神戸芸工大で建築や設計を学ぶ学生の交流を目的としたワークショップ「兵庫建築一揆」が、4月30日から5月2日まで行われる。与えられた課題をこなすなかで、同じ建築を学ぶ他大学の学生とコミュニケーションを取りネットワークを作ることが目的だ。【4月1日 神戸大NEWS NET=UNN】?
兵庫県内の建築学科生は「盛り上がっていない」という。隣の京都、大阪では建築学科生同士の交流が活発であり、「神戸の学生は山にこもっている」と評されることもあった。「大学内に閉じこもらないで、まず外とつながらないと。そういった思いでワークショップを企画した」と話すのは、「兵庫建築一揆」に参加する学生の代表を務める友渕貴之さん(工・4年)。友渕さんは、「ネットワークができれば大学を超えてお互いの設計課題を講評しあったり、情報交換したりできるようになる」と、ワークショップにかける思いを話した。?
ワークショップの内容は、4大学の学生が混ざるようにチームを作り、建築家が出す設計課題を48時間で議論し作り上げるというもの。完成後は建築家による審査、講評が行われる。課題は「48時間でどのような議論や設計プロセスが生まれるのか」という主旨でだされる。チームーの中には互いに初対面のメンバーもおり、連携が大切になる。
「48時間でどこまで作れるのか不安も残るが、毎年続いて伝統になる基盤のワークショップにしたい」と友渕さんは意気込んだ。?
ワークショップは午後9時から神戸大工学部スタジオ棟のA-G03教室で開催され、審査後の講評は5月2日午後7時から、同大工学部のAMEC3で行われる。どちらも見学自由。
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