近畿学生野球春季リーグ第2節2回戦、神戸大-大教大が4月10日、舞洲ベースボールスタジアムで行われた。1回戦を先勝している神戸大は1-1の5回に西垣(農・4年)、後藤(経営・4年)らの適時打で勝ち越すものの、直後の6回に投手陣が崩れ、3-6で敗れた。大教大との対戦成績は1勝1敗となり、勝ち点の行方は3回戦に持ち越しとなった。【4月12日 神戸大NEWS NET=UNN】?
今季初の勝ち点を取りこぼした。前日の1回戦では、試合内容は悪かったものの国立大のライバル相手になんとか勝利。連勝で上昇気流に乗りたかったが、昨春王者の壁は簡単には突き崩すことはできなかった。?
5回に2点を挙げ、3-1とリードして迎えた6回、先発の井上が打ち込まれた。二死2塁から、大教大の4、5、6番打者に連打を許し、3失点。さらに井上は8回にも連打を浴びたところで降板。「ワンテンポ引っ張りすぎた」と中村監督は継投のミスを嘆く。制球自慢のエースも、大教大相手に1人で投げきるほどのスタミナはなかった。?
ただ、課題だった打線は12安打と復調の兆しが見られた。主将の石浜(発達・4年)も「初球から振れてたし、バッティングが良くなってきたのは良い材料」と評価する。次はいよいよ奈産大戦。「本気で勝とうと思わないとボロボロにやられるだけ。気持ちで絶対負けないようにしたい」と石浜。リーグの旗頭相手にどれだけ食らいついていけるか。投打がかみ合うかどうかが鍵となる。
●近畿学生野球春季リーグ(4月10日・舞洲ベースボールスタジアム)
大教大 000 103 020 =6
神戸大 000 120 000 =3
【大教大】壹岐、○神山、S岡本慶-齊藤
【神戸大】●井上彰、白木原、樋口-石浜
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