神戸大キャリアセンター主催の2012年卒業予定者に向けたインターンシップ説明会が、6月9日、百年記念館六甲ホールで行われた。インターンシップについての基本的な心構えや体験発表、企業によるパネルディスカッションなどに参加者たちは耳を傾けた。【6月15日 神戸大NEWS NET=UNN】
インターンシップのオリエンテーションとして、『インターンシップとは』という概要や意義から説明が行われた。インターンは、就職に有利だからという理由などではなく、しっかりとした参加目的がないと参加する意味はない」と、主催の神戸大キャリアセンター・センター長の内田正博教授(国際文化学部教授)は強調した。?
その他、NASAやベネッセコーポレーションのインターンシップに参加した先輩の体験発表、インターンシップを実施している企業4社(株式会社池田泉州銀行・株式会社ODKソリューションズ・阪和興業株式会社・株式会社リコー)の人事担当者によるパネルディスカッションも行われた。
「300人くらいを想定していたのに、450人くらい来たのでは」と内田教授。「一般的に就職状況が良くないとされるため、2012年度の就活の意識高いのだろう」と話した。
今回のガイダンスで学生に伝えたかったこととして、「自分自身の価値、どういう生き方をするかや、どういう仕事をしていきたいか早く見つけ出して。それを明確にしておかないと何も選べない。『選ばないと選ばれない』と言っていた人が居るが、名言だと思う。自分のやりたいことや基準をはっきりさせないと」と就職活動への心構えを語った。
説明会に訪れた文学部の3年生は、「インターンシップは就職のためというより、自分のことを見つめ直すことに重きがおいてあるのだなと思った」と感想を話した。
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