関西フットサルリーグ第9節、神戸大-SWH Futsal Clubが9月25日、アスパ五色で行われた。残留のため、勝ち点を1つでも積み上げておきたかった神戸大だが、優勝を狙うSWHの前になすすべなく、0-5と大敗した。通算成績を1勝7敗とし、順位は1つ下がって降格圏の11位。【9月25日 神戸大NEWS NET=UNN】?
チャンスは作った。失点以外で、完璧に崩された場面はそれほど多くない。しかし両者の間には、歴然たる実力差が横たわっていた。「勝てる気がしなかった」。A上原主将(工・4年)は疲れた表情でぽつりとつぶやいた。?
前半の2失点が響いた。序盤の相手の猛攻をしのぎ、神戸大の狙い通りの試合展開になりかけた5分、遠目からのなんでもないシュートをG五味(経済・4年)がファンブル。詰めていた選手に奪われ、先制点を許す。ここから流れが一気にSWHのほうに傾き、12分にコーナーキックから痛恨の2失点目。後半はゴール前で自由自在にパスを回され、チャンスを次々にゴールへと結びつけられた。「あれだけ回されたらどうしようもない。パスの精度、フィニッシュ、ミスの少なさ。レベルが違った」と上原は舌を巻いた。?
完敗で、前節まで10位だった順位は11位に。もはや後がない。次節までの2ヵ月で課題を修正し、残り3試合でなんとか勝ち点を4は積み上げておきたいところだ。「他のチームうんぬんより、自分たちが勝たないと意味がない。全員が課題出して、それをつぶしていく2ヵ月になる」。大学王者が、正念場を迎えた。
●関西フットサルリーグ第9節(9月25日・アスパ五色)
神戸大 0 0-2 5 SWH
0-3
※順位表
9位 リンド・バロッサ 勝ち点6 得失点差-7
10位 FUGOU KYOTO 勝ち点4 得失点差-19
――――――――降格ライン―――――――――
11位 神戸大 勝ち点3 得失点差-22
12位 cherry☆blossom 勝ち点0 得失点差-30
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