関西学生アメリカンフットボールリーグ第3節、神戸大-同志社大が10月2日、王子スタジアム(兵庫県)で行われた。神戸大はラン攻撃を中心に4つのTDを奪い、31-0で同志社に完封勝ち。今季初勝利を手にした。通算成績1勝2敗。【10月4日 神戸大NEWSNET=UNN】?
「絶対に負けられなかった。この2週間、同志社戦へ向けての攻撃陣の取り組みはいつもと違った」とQB林(海事・2年)。前2試合ともに完封負けと攻撃陣が不調だったが、この試合は同志社を攻撃で圧倒した。?
中でも活躍したのがRB木内(医・4年)。チームの獲得ヤード数の約3分1を一人で稼ぎだした。「オフェンスラインのおかげです」と話す木内。第1、2QともにQB林からボールを受け取ると敵のタックルをかいくぐり中央突破しTDを奪った。
守備陣もラインが機能し、獲得ヤード数16ヤードと同志社に全く攻撃をさせなかった。主将の庭山(工・4年)は「オフェンス、デイフェンスともに自分たちのやりたいことが形になって出た」と完封勝ちを喜んだ。
快勝した同志社戦だが課題も残る。前半はラン攻撃が効果的に働いたが、後半は相手にうまく対応された。その分パス攻撃を用いたが、インターセプトを2度受けるなど不安定な部分が出た。萬代ヘッドコーチも「リスクはあるかもしれない。これからの試合で、パスを投げなければならない場面は絶対出てくる」と話す。
今後、正QBとして出場している林の活躍が、上位進出の鍵になるかもしれない。(記者=松本尚也、多田隈翔一)?
●関西学生アメフットリーグ第3節(10月2日・エキスポフラッシュフィールド)?
神戸大 7 14 7 3 =31?
同志社 0 0 0 0 =0?
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