◇東西大学女子タッチフットボール王座決定戦（２９日　王子スタジアム）

＜一回戦＞○神戸大３０－１２文京学院大●
＜決勝戦＞○神戸大２６－１８武庫川女子大●

　神戸大Rooksが東西王座決定戦に優勝し来年１月に東京ドームで行われる女子タッチフットボール日本選手権、「さくらボウル」への出場を決めた。昨季全日本王者の武庫川女子大を決勝で破り昨年のリベンジを果たした。

　武庫川女子大との決勝序盤は一進一退の攻防が続く。試合が動いたのは第２Ｑ。ＱＢ上田（発達・４年）からＧ宋（海事・２年）へのパスで先制した。続けて上田からＷＲ広川（農・３年）にタッチダウンパスも決まり得点１３点もの差をつけ試合を優位に運んだ。武庫川女子大も負けじと得点を決め前半は１３－６の神戸大優位で後半へ。

　後半第３Ｑ、上田から広川へのタッチダウンパスでさらに武庫川女子大との差を広げる。第４Ｑ上田から広川へこの試合３度目のタッチダウンパスが決まり優勝が近づく。武庫川女子大が終盤に反撃を見せるも神戸大の得点差には届かず２６－１８で７度目の優勝を果たした。

　試合後、ぺコーチは「試合で勝っている時の逃げ切り方がこれからの課題だ」と話した。試合終盤武庫川女子大に反撃を許し危ない場面を作ってしまった神戸大。勝っている時の時間の使い方がチーム全体の課題だ。

　東西王座決定戦最優秀選手に輝いた谷本（経済・４年）は来年１月のさくらボウルに向けて「楽しみつつ学生らしさで勢いに乗り優勝したい」と今後の決意を語った。チーム一丸となってこの勢いでさくらボウルも優勝してくれることに期待だ。